愛娘Aiちゃんですが、頭の形が歪になってしまいました…。
きれいな頭の形が自慢の娘だったのですが、いったいなぜ…?
赤ちゃんの頭の形について調べてみると多くのご家庭でも心配している声があるみたいですね。
では、なぜ赤ちゃんの頭の形が歪な形に変形してしまうのか?
どのような対策があるのか?看護師夫婦の家庭では何を実践しているのか?
実際に娘Aiちゃんを例にどのような頭の変化があるのか
について記事に書いていこうと思います。
同じような悩みをもつご家庭に少しでも参考になれば幸いです、是非みていってください!
赤ちゃんはなぜ頭の形が変わるのか?
- 頭蓋骨が柔らかく、骨のつなぎ目(縫合)がまだ開いている
- 首の筋肉が未発達で同じ向きで寝がち
- 長時間同じ体勢で寝ることが多い(SIDS予防による仰向け推奨のため)
上記のような様々な理由で赤ちゃんの頭の形が歪になりやすくなっていると言われています。
赤ちゃんが日々成長し歩いたり、はいはいをするようになれば頭が地面から浮き重力による圧迫がなくなりますよね。
頭蓋骨が柔らかく、寝ている時間が多い新生児期や乳児期に頭の形が変形する理由がよくわかりますね。
ちなみに前頭部の中央に骨のつなぎ目「大泉門」というものがあります。
優しく触れて見てください…、明らかに柔らかいです!
強く押したりするのはNGですが、1歳半~2歳で自然と閉じるものなので今のうちに触ってみて下さいね(^^)/
実際のAiの頭の形について
生後しばらくはきれいな頭の形をしていました。
しかし、ベッドで横になっている時間も増え、右側に向く癖が相まって
右後頭部と左前額部が平べったくなり歪な頭の形になってしまいました。
斜頭症・短頭症・長頭症などといった名前がありますが、Aiの場合は斜頭症にあたるかと思われます。ただ、素人がネットで検索して勝手に思っているだけなのであしからず。
実際のAiの頭の変化をみると、やはり新生児~乳児期に頭部の形の変化が起こりうるのだと実感しました。
対策
私達看護師夫婦も対策についてネットで調べたり、地域の保健師さんに相談しました。
下記3点が実際に私達が自宅で行っている対策になります。
①向き癖を直す
②抱っこをして頭に圧がかかる時間を減らす
③頭の形の修正を目的としたドーナツ枕を活用する
一つずつ詳しく説明していきますね!
①向き癖を直す
Aiは抱っこしてる時も寝ている時も右側を向く癖がありました。
無理やり顔の向きを変えてもすぐに元の右向きに戻ってしまいます。
なので、自然と左側も向くことができるようになることを目標にしました。
具体的には日中横になって過ごすハイローチェアをAiから見て左側でパパ・ママが生活を送り目線が自然とそちらに向くような配置に変更しました。
また、寝ている時だけでなく抱っこしている時も左側から話かけるなどAiの意識を左側に向けるように接しました。
②抱っこをして頭に圧がかかる時間を減らす
単純に横になっていれば重力によって頭部の接地面に圧がかかってしまいます。
Aiが疲れない程度に抱っこ時間を設けることで頭部への圧が軽減されることが期待されます。
まだ首が座っていないので、頭をゴンゴンと頭突きしてくることがあります。
抱っこ中はこれ以上前額部がへっこまないように注意を払っています。
③頭の形の修正を目的としたドーナツ枕を活用する
私達はエスメラルダというメーカーの商品を購入しました。
ドーナツ型のため頭部への圧軽減が期待できます。
また付属のパーツを差し込むことで枕の片側の高さを調整でき頭の向く方向の調整も行うことができます。
ただ、この枕は首座り後からの使用が推奨されています。
そのため、Aiが使うのはもう少し先ですね(^^♪
※ドーナツ枕は赤ちゃんによって合う合わないがあります。医師に相談の上でご使用ください。また、枕を使用することで枕が顔にかぶさり窒息のリスクもあるので使用の際は十分に注意する必要があります。
こういった対策を初めて約半月が経過しました。
実際の娘Aiの頭の形の変化について写真を載せておきますね!

濡れ具合の差があるので若干わかりにくいかもしれません…。
しかし、全体的に左右差が徐々に軽減しているように思われます。たぶん…(笑)
大泉門が閉じるその日までパパ・ママともにAiの頭の形が悪化せずに改善に向かうよう尽力していきます!
欧米ではヘルメット治療がポピュラーになっており、日本でも少しずつ対応している施設が増えています。
ただ、値段が60万円くらいとかなり高額なので庶民には中々手を出しづらいですね…。
そのため、できることを早いうちにすることが大切だと思うので少しでも参考になれば幸いです!
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